クリニック受付の新山です。
現在、【食育】について勉強をしています。
今まで自分自身、『食べる』事にあまり興味がなく、とりあえずこれを食べておけばお腹いっぱいになるからいいや・とりあえずこれでいいや・面倒くさいから食べないでいいや、という食事をしてきました。しかし、眞々田先生から食事の大切さを教えていただき採血をしたところ、あまり良い結果が出ていませんでした。『今の食事が10年後の身体を作る』と言われ、このままの食生活では今後大変なことになってしまう!と思い先ずは食育について学ぼう!と思い現在進行中であります。
これから学んだ食材についてご紹介していきたいと思います。

 

※下記はクリニック内にも掲示しております。

第一回目は【トマト】
トマトは果菜類(かさいるい)、果実の実の部分を食べる野菜です。
緑黄色野菜の一種であるトマトは、南米のアンデス地方のナス科・ナス属の植物で、17世紀~18世紀頃に日本に渡ってきました。
「唐柿」(とうし・とうがき)と呼ばれ、観賞用として栽培されていました。
明治のころから食用として普及し、昭和30年代に入ってから消費が増え始めました。今では品種改良で種類がとても豊富になりました。

<トマトの栄養素>
*リコピン
*β-カロテン
*ビタミンC
*ビタミンE
*カリウム
*食物繊維

トマトの赤い色は「リコピン」と言われるもので抗酸化作用があり、がんや動脈硬化、老化などの防止に優れている成分です。
「医者いらず」と言われるトマトは実に栄養が豊富なんですね!!

<期待できる効果>
*がん予防
*動脈硬化予防
*老化予防
*美肌作用
*活性酸素除去

<選び方>
*色はなるべく赤いもの
*手に取ってずっしりと重いもの
*皮に色ムラがなくハリのあるもの
*ヘタの緑色が濃くピンとして新鮮なもの

<保存方法>
*完熟前のトマトは風通しの良いところで保存。常温で保存すると青いトマトが
赤く完熟します。
しかし、真夏の常温保存は避けましょう。追熟に適した温度は10~15度前後と
言われております。
すでに熟しているトマトは冷蔵庫の野菜室で、ヘタを下向きにしてポリ袋や保
存容器に入れてしっかり口やフタをしめて保存するのがいいです。

<調理方法>
*加熱するとうま味・甘味がアップ!
トマトに含まれる「リコピン」は油と相性が良く、一緒に摂ることで吸収率が
上がります。油で炒めたり、サラダ・マリネにしてドレッシングオイルと使う
のがおすすめです!
*トマトは加熱することで、うま味成分のグルタミン酸が増加し甘味が増します。
種の周りのゼリー質の中はうま味成分が多く、皮に含まれているペクチンによ
り、とろみが出ます。

*焼く・・・・ベイクドトマト
*炒める・・・ソテー、卵チーズ炒め
*生・・・・・サラダ・マリネ
*煮込む・・・スープ・シチュー・パスタソース
*その他・・・ジュース

トマトは栄養豊富で調理方法もさまざま!
旬のトマトをぜひ美味しくいただいてください

クローバーこどもクリニック