母乳に関する悩みでは、「出る量が少ない」という方が多いのですが、実は母乳が出ることと赤ちゃんが飲めていることは、必ずしもイコールではありません(母乳の分泌量と赤ちゃんが飲めている量は違うため)。たとえ母乳が出ていたとしても、赤ちゃんがうまく飲めていなければ、赤ちゃんの栄養は足りなくなり、おっぱいもトラブルを起こしやすくなります。
そのため当院では、実際に授乳の様子を見させていただき、姿勢やくわえさせ方についてアドバイスをしています。人形や模型などを使用しながらわかりやすく説明していきますので、一緒に練習しましょう。
また、母乳分泌にはお母さんのメンタル状態も関わってきますので、その部分のケアもあわせて行っていきます。育児全体や家庭の悩み、不安なども遠慮せずご相談ください。お母さんの方針や気持ちに沿って支援していきます。