「小児喘息」について
月曜日、火・金曜日(午前)に診察を行われています「福田 茂孝 先生」から「小児喘息」について…投稿です(スタッフ代行投稿!)
小児喘息の80–90%は6歳までに発症します👶💨。
喘鳴(ゼーゼー)が反復し、乳幼児期に呼吸機能が低下した場合、その後も改善しないことが知られています。そのため、よりよい予後のために近年は早期から適切な診断・治療が重要であると言われています🔍🩺。
以前から5歳以下の反復性喘鳴のうち、24時間以上続く喘鳴が3エピソード以上繰り返し、気管支拡張薬の吸入に症状所見の改善が認められる場合に「乳幼児喘息」と診断されていました💊✨。
しかしこれはハードルとしてやや高く🎢、診断に至らず、治療介入が遅れてしまう例が一定数存在します⏳😔。
そこで、気管支拡張薬の反応が明らかでない場合も、「診断的治療」を用いて「乳幼児喘息」と診断することができる場合があります💡。
その「診断的治療」とは重症度に応じた長期管理薬(吸入ステロイド)を1ヶ月間試すこと📅💉。治療している1ヶ月は症状がなく、中止すると症状が再燃する場合は「乳幼児喘息」と診断することができます🔄。
とは言え、乳幼児の喘鳴には年長児とは違う解剖学的・生理学的特徴があり、早期診断は難しいと言われております🤔🍼。
長引く咳でお困りの際はぜひ相談して下さい📞🌈。
クローバーこどもクリニック