遅延型アレルギーとは?検査の信ぴょう性とメリット・デメリット
「原因不明の疲労感や肌トラブルが食べ物に関係しているかもしれない」
そんな可能性を探るために注目されるのが、遅延型アレルギー。
私もおなかが張る、ガスが多い。
なんとなくダルくなる。
・・・ということで、遅延型アレルギー検査をしてみました。
最後に私の結果と評価を書きますね!
ここでは、遅延型アレルギーとその検査方法、さらに信ぴょう性や
メリット・デメリットについて分かりやすく解説します。
遅延型アレルギーとは?
遅延型アレルギーは、食品や物質を摂取した後、
数時間から数日後に症状が現れるアレルギー反応の一種です。
一般的な即時型アレルギー(IgE型アレルギー)が摂取直後に、蕁麻疹やアナフィラキシーショックを引き起こすのに対し、
遅延型は症状が遅れて現れるため、原因となる食べ物や物質を特定するのが難しいという特徴があります。
遅延型アレルギーの検査方法と信ぴょう性
主な検査方法
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IgG抗体検査
血液を採取し、特定の食品や物質に対するIgG抗体の量を測定します。
抗体が多いほど、その食品が遅延型アレルギーを引き起こしている可能性があると考えられます。 -
除去・負荷試験
疑わしい食品を一定期間摂取せず、再び少量ずつ食べ、症状の変化を観察する方法です。
信ぴょう性について
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IgG抗体が検出された食品が必ずしも
アレルギー反応を引き起こしているわけではありません。
一部の研究では有用性が示されていますが、
医学界ではIgG検査が確立された診断方法と見なされていません。 -
IgG抗体は、食べ物に対する免疫寛容(体が適応している状態)を示す可能性もあり、
結果の解釈には慎重さが求められます。
遅延型アレルギー検査のメリット
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慢性的な不調の原因探索に役立つ
頭痛、疲労感、腹部膨満感、肌トラブル、関節痛など原因不明の症状を抱えている場合、そのヒントを得ることができます。 -
個別化された食事プランが作れる
検査結果を基に、体に合わない食品を除去した食生活を試すことで、症状が改善することがあります。 -
健康的な食生活を見直すきっかけになる
遅延型アレルギー検査は、食材選びや食事の質を見直す良い機会になります。
検査を受ける際のポイント
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医師や専門家のサポートを受ける
検査結果を解釈し、適切に食事や生活を改善するには専門家の知識が必要です。 -
食物除去・再摂取試験と併用する
IgG検査だけに頼らず、除去と再摂取を試して症状の変化を確認する必要がある。 -
過信しすぎない
検査結果はあくまで「参考」とし、必要以上に制限しないよう注意が必要です。
結論:遅延型アレルギー検査の正しい活用を
遅延型アレルギー検査は、原因不明の不調を抱える方にとって、有益な情報を得る手段の一つです。
しかし、結果の信ぴょう性には注意が必要であり、医師がきちんと患者さんの状況などフォローすることが大切です。
体の不調を改善するためには、検査を「ツール」として上手に使い、日々の生活改善に役立てていきましょう!
ちなみに私の遅延型アレルギーの結果は・・・
牛乳MAXふりきれていました
オートミールとエンドウ豆も高い。
ジャガイモ、製パン用イースト、卵白、とうもろこし、ピスタチオが中等度。
寒天、大麦、キャベツ、コショウが境界域
牛乳、寒天、パン、は自覚症状があり、
摂取すると、おなかが張って、ガスが多くなります。
牛乳は、大学生の時に行ったイタリアでチーズを摂取しまくり、じんましん、目のかゆみ、だるさなどで、死にそうになりました。
寒天は、最近食物繊維摂取のため、みそ汁に入れていたけど、これが原因でおなかが張っていたのかも。
ピスタチオとかはたくさん食べないから、特に分からないかな・・・
とにかく、牛乳関連、寒天、パンはダメ🙅♀️
ま、乳、イーストの具合の悪さは、アレルギーということが分かりました!
今まで通り、し好品に留めておきます💦
ということで、遅延型アレルギー検査も情報があると
私なりに判断しましたので、当院でも検査に取り入れていきます。
遅延型フードパネル120種
40,000円(税込み)となります!
小児の採血は難しいこともあり、予約制となりますので、HPからのご予約お願い致します。