【必須】花粉症の時期、鼻水で花粉症か風邪か見分けるには?
花粉症の時期ですね~アレルギー相談も増えてきました。
早い子だと1歳で発症したりします・・・
鼻水が出ると、
「これは風邪なのか、それともアレルギーなのか?」
と悩むことがありますよね。
実は、鼻水の色や状態を観察することで、
ある程度見分けることができます。
ここでは、鼻水の変化とその原因について詳しく解説します
1. 透明な鼻水が続く場合
→ アレルギーの可能性が高い
アレルギー性鼻炎の鼻水は、 透明でサラサラ しているのが特徴です。風邪のように発熱やのどの痛みはなく、 くしゃみや鼻のムズムズ感 を伴うことが多いです。
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症状の特徴
- 透明で水っぽい鼻水が長期間続く
- くしゃみがよく出る
- 鼻がムズムズする(かゆみを感じることも)
- 目のかゆみや充血を伴うことが多い
- 季節によって悪化する(春や秋に多い)
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原因
アレルギー性鼻炎は、花粉、ハウスダスト、ダニ、動物の毛 などに対する過敏反応によって引き起こされます。 -
対策
- 花粉症の場合は、マスクやメガネで花粉を防ぐ
- 室内の掃除をこまめに行い、ホコリやダニを減らす
- 抗ヒスタミン薬や点鼻薬を使用する
2. 最初は透明な鼻水で、数日後に黄色や緑に変化 → 風邪の可能性が高い
風邪の初期症状として、 透明でサラサラした鼻水 が出ることがあります。しかし、 1週間以内に鼻水が黄色や緑色 に変わってきたら、風邪が悪化しているサインかもしれません。
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症状の特徴
- 透明な鼻水から始まり、数日後に黄色や緑色に変わる
- のどの痛みや咳、発熱を伴うことが多い
- だるさや寒気がある
- 鼻が詰まることが多い
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原因
風邪の原因のほとんどはウイルス感染です。ウイルスが鼻やのどの粘膜に感染し、炎症を引き起こすことで鼻水が出ます。時間が経つと、免疫細胞がウイルスと戦い、その死骸が鼻水に混ざるため、黄色や緑色に変色します。 -
対策
- しっかり休養をとり、食べれれば、栄養バランスの良い食事をとる
- こまめに水分を摂り、必要時は加湿
- うがいや手洗い
- 症状が長引く場合は、医師に相談する
3. こんなときは注意!
受診を検討すべき症状
鼻水の色や状態が変化することは一般的ですが、以下のような症状がある場合は、別の病気の可能性も考えられるため、医療機関を受診しましょう。
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風邪だと思っていたのに、1週間以上たっても改善しない
→ 副鼻腔炎(蓄膿症)の可能性あり。膿がたまると、濃い黄色や緑色の鼻水が続きます。 -
発熱が長く続き、高熱が出る
→ インフルエンザや細菌感染の可能性があるため、早めの受診を。
まとめ
- ずっと透明 or 白い鼻水が続く → アレルギーの可能性が高い
- 最初は透明 → 1週間以内に黄色や緑に変化 → 風邪の可能性が高い
- 長引く鼻水や他の症状がある場合は、医師に相談を!
鼻水の状態をチェックすることで、風邪かアレルギーかをある程度判断できます。
症状に合わせて適切に対処し、健康管理をしっかりしましょう!