急性中耳炎や溶連菌咽頭炎は治療可能の発熱のため、私たち小児科医は持続する発熱は鼓膜診察と咽頭診察を重要視しております。
実際3歳未満の60%が一度は急性中耳炎を経験すると言われており、頻度の多い疾患です。ピークは1歳前です。
急性中耳炎は抗菌薬なしでも1週間で75%が自然治癒すると言われておりますが、年齢によって分けると少し様相は変わります。
2歳以上は3日で70%が自然治癒しますが、2歳未満は10日で50%が自然治癒すると言われております。
つまり、2歳未満は治りにくいと言えます。2歳未満でさらに中耳炎が両側の場合はより治りにくいことが予想されるため、抗菌薬治療を開始することが多いです。

急性中耳炎は滲出性中耳炎に移行することがありますが、そのほとんどは自然に治癒します。
ただし、滲出性中耳炎が3か月以上続く場合は難聴の原因になることがあり、程度によっては耳鼻科的処置が必要になります。
急性中耳炎の罹患後は定期的に鼓膜診察をするとよいでしょう。

当院にも耳垢鉗子は用意しており、簡単な耳垢除去は可能ですのでお気軽に受診なさってください。
クローバーこどもクリニック